
日々のマネジメント業務で「プロジェクト管理ツール」を活用すると、複数の案件が並行している場合でも、簡単に管理できます。また、タスク漏れを防げるなどのメリットもあるのです。
しかし、プロジェクト管理ツールを使いたいが「どのツールを導入すれば良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのプロジェクト管理ツール9選と比較表を中心に紹介します。
- それぞれのプロジェクト管理ツールの特徴を知りたい
- プロジェクト管理ツールを、比較してから検討したい
- プロジェクトの情報共有やタスク管理を効率的に行いたい
という担当者の方はこの記事を参考にすれば、自社に最適なプロジェクト管理ツールが見つかります。
目次
- 1 プロジェクト管理ツールとは
- 1.1 プロジェクト管理ツールの機能
- 1.2 プロジェクト管理ツールの種類
- 2 プロジェクト管理ツールを比較する4つのポイント
- 2.1 (1)クラウド型 / オンプレミス型のどちらか
- 2.2 (2)対応言語が日本語か
- 2.3 (3)必要な機能に過不足がないか
- 2.4 (4)誰でも簡単に使えるか
- 3 【比較表】最新のおすすめのプロジェクト管理ツール9選
- 4 無料から使えるプロジェクト管理ツール5選
- 4.1 Stock(ストック)
- 4.2 Trello(トレロ)
- 4.3 Asana(アサナ)
- 4.4 Redmine(レッドマイン)
- 4.5 Jira Software(ジラ ソフトウェア)
- 5 有料で使えるプロジェクト管理ツール4選
- 5.1 ナレカン
- 5.2 CrowdLog(クラウドログ)
- 5.3 Backlog(バックログ)【おすすめ】
- 5.4 freee工数管理(フリー)
- 6 プロジェクト管理ツールの3つのメリット
- 6.1 メリット1|進捗状況を可視化できる
- 6.2 メリット2|簡単に情報共有できる
- 6.3 メリット3|すべての情報を一元管理できる
- 7 プロジェクト管理ツールのよくある質問
- 8 おすすめのプロジェクト管理ツール9選と比較表まとめ
プロジェクト管理ツールとは
プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトのスケジュールやタスクを、効率的かつ簡単に管理するためのツールです。
プロジェクト管理ツールには、プロジェクトの進捗管理や工数管理において必要となる機能が搭載されています。すなわち、プロジェクト管理ツールを使えば、マネジメントの手間が解消され、複数の案件を並行して進められるようになるのです。
プロジェクト管理ツールの機能
プロジェクト管理ツールの主な機能は、以下の通りです。
機能 | 機能の詳細 |
---|---|
ガントチャート | 作業内容や進捗状況を俯瞰して把握できる |
カレンダー | プロジェクト全体のスケジュールや、各メンバーのタスクをカレンダーで確認できる |
カンバン | タスクを付箋のようにカードで管理して、メンバーのタスクを共有・管理できる |
レポート | プロジェクトの予算や達成度などに関する情報を可視化して、レポートを作成できる |
Wiki | 社内で共有すべき知識やデータを蓄積できる |
メッセージ | メンバー間でメッセージやファイルを送り合い、コミュニケーションをとれる |
上記の他にも、プロジェクト管理ツールには様々な機能が備わっています。適切なツールを導入するために、まずは自社に必要な機能を確認しておきましょう。
プロジェクト管理ツールの種類
プロジェクト管理ツールは、ツールによって様々な特徴があります。大きく分けて、以下の3つの種類に分類できます。
1. タスク管理に特化したツール
1つ目は、タスク管理に特化したツールです。ガントチャート作成機能やカンバンボード機能で、タスクの進捗やスケジュールを簡単に管理できます。
2. 情報共有に特化したツール
2つ目は、情報共有に特化したツールです。プロジェクトの情報を即座にメンバーに共有でき、効率的に進捗状況やタスクの詳細を確かめられます。
3. 特定の用途に特化したツール
3つ目は、特定の用途に特化したツールです。ソフトウェア開発や新製品開発など、独自の工程が多いプロジェクトに対応しています。
各ツールの特徴を確認し、自社の使用用途に合わせたツールを選択しましょう。
プロジェクト管理ツールを比較する4つのポイント
「有名だから」という理由でツールを選ぶと、導入後のトラブルにつながりかねません。そこで以下では、プロジェクト管理ツールを比較するポイントとして4つの基準を紹介します。
(1)クラウド型 / オンプレミス型のどちらか
はじめに、インターネット経由でサービスを利用する「クラウド型」と、自社サーバーにインストールする「オンプレミス型」のどちらにするかを決めましょう。
「クラウド型」は互換性が良く、パソコンだけでなくスマホにも対応している場合がほとんどです。また、インターネットを経由してサービスを利用するため、保守コストなどがかからないメリットもあります。
一方、「オンプレミス型」は自社サーバーにシステムをインストールするため、外部から不正アクセスされるリスクが小さいのがメリットです。しかし、自社サーバーを運用・保守するために多大な人的・料金コストがかかるデメリットも抱えています。
また、近年では、国際セキュリティ基準を満たすクラウド型のプロジェクト管理ツールも増えています。そのため、自社独自で運用するメリットを感じなければ、クラウド型を選択するのが最善です。
(2)対応言語が日本語か
次に、プロジェクト管理ツールの対応言語もチェックしましょう。
多くのツールは日本語対応ですが、まれに英語のみのツールも存在します。また、海外で開発されたツールの場合、日本語対応をしていても翻訳が不自然な場合があります。
さらに、サポートが英語のみで十分なサポートが受けられない可能性もあります。そのため、言語のストレスなく使用したい場合は、日本製のツールを使うのがおすすめです。
(3)必要な機能に過不足がないか
次に、必要な機能に過不足がないかをチェックしましょう。
プロジェクト管理ツールにはガントチャートや分析レポートなど、高度な機能が豊富に備わっているものもあります。ただし、機能が多すぎるとITに詳しくないメンバーが使いこなせず、なかなか社内に浸透しません。
とはいえ、機能がシンプルすぎると、用途が限定的になってしまい、結局はほかのツールと併用しなければならなくなります。そのため、ツール数が増えれば運用する費用も追加でかかってしまうので、無駄な料金コストの発生につながります。
したがって、必要な機能をあらかじめ決めたうえで、機能に過不足のないツールを導入しましょう。
(4)誰でも簡単に使えるか
最後に、誰でも簡単に使えるほどシンプルかを確認します。
プロジェクト管理では、ガントチャートが使用されがちですが、タスクの依存関係が把握しづらかったり、スケジュールの変更に対応しづらかったりするデメリットが伴います。そのため、上手く運用できず、結果として誰も利用しなくなることも少なくありません。
【比較表】最新のおすすめのプロジェクト管理ツール9選
以下は、おすすめのプロジェクト管理ツール9選の比較表です。それぞれの特徴や料金の概要を確認しましょう。
<無料のプロジェクト管理ツール>
Stock | Trello | Asana | Redmine | Jira Software | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 | 最も簡単にプロジェクト管理できるツール | メンバーの進捗管理ができるプロジェクト管理ツール | タスク管理がしやすいプロジェクト管理ツール | オープンソースのプロジェクト管理ソフト | 作業効率化に貢献するプロジェクト管理ツール |
メッセージ機能 | 【〇】 | 【×】※タスクへのコメントは可能 | 【〇】 | 【×】 | 【×】 |
日本語対応 | 【〇】 | 【〇】※テンプレートなど一部機能は英語 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 |
外部のメンバーを招待 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 |
注意点 | 5名以上での利用が前提 | 無料プランではボード数やユーザー数に制限がある | 初期設定が難しい | インストール方法が複雑 | 専門知識が必要とされる |
料金 | ・無料・有料プランでも500円/ユーザー/月〜 | ・無料プランあり・有料プランは$6 USD/ユーザー/月(月払い)~ | ・無料プランあり・有料プランは1,475円/ユーザー/月(月払い)~ | 無料 | ・無料プランあり・有料プランは1,130円/ユーザー/月(月払い)~ |
公式サイト | 「Stock」の詳細はこちら | 「Trello」の詳細はこちら | 「Asana」の詳細はこちら | 「Redmine」の詳細はこちら | 「Jira Software」の詳細はこちら |
<有料のプロジェクト管理ツール>
Backlog【おすすめ】 | CrowdLog | ナレカン | freee工数管理 | |
---|---|---|---|---|
特徴 | チームのタスク管理に便利なプロジェクト管理ツール | 工数管理もできるプロジェクト管理システム | プロジェクトのナレッジも管理できるツール | プロジェクトマネジメントのための工数管理ツール |
無料トライアル | 【〇】※30日間 | 【〇】※7日間 | 【〇】※期間は要問合せ | 【〇】※期間は要問合せ |
対人サポート | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 |
フォルダ管理 | 【〇】 | 【×】 | 【〇】 | 【×】 |
注意点 | プランによっては機能制限がある | オーバースペックとなる可能性がある | 法人利用が前提のため、個人利用は不可 | メンバーが使える機能の制限が大きい |
料金 | 2,970円/月~ | 要問い合わせ | ・有料プランは資料をダウンロードして確認 | 管理者:2,400円/ユーザー/月(月払い)メンバー:600円/ユーザー/月(月払い) |
公式サイト | 「Backlog」の詳細はこちら | 「CrowdLog」の詳細はこちら | 「ナレカン」の詳細はこちら | 「freee工数管理」の詳細はこちら |
利用可能な機能の豊富さや、サポートの手厚さを重視する場合には、有料ツールを選びましょう。一方で、ツールの使用感を試したい場合や料金コストを抑えたい場合には無料のツールが向いています。
無料から使えるプロジェクト管理ツール5選
以下では、無料から使えるプロジェクト管理ツール5選をご紹介します。
適切にプロジェクト管理ツールを運用することで、はじめて業務効率化が実現します。ただし、知名度のあるツールを闇雲に導入しても、社内のITリテラシーとマッチしなかった場合は浸透しないので、選定は慎重に進めなければなりません。
たとえば、多機能なプロジェクト管理ツールではITに詳しくないメンバーは使いこなせず、結果的に放置されてしまいます。したがって、必要な機能を過不足なく備えたシンプルなツールを導入すべきです。
Stock(ストック)

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの料金>

- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
Stockの詳細はこちら
Trello(トレロ)

<Trelloの特徴>
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- メンバーの進捗を簡単に把握できるプロジェクト管理ツール
Trelloでは「ボード」にタスクの内容や期日、担当者を設定して「リスト」でタスクのステータスを確認できるので、メンバーの進捗を把握しやすいです。
-
- タスクの表示方法が多い
ボードやテーブル、カレンダーなど、様々な表示方法でタスクを管理することができます。ただし無料プランではボードでの表示のみになります。
<Trelloの機能・使用感>

-
- タスクの進捗を簡単に管理できる
タスクの進捗状況は「ドラッグ&ドロップ」の簡単な操作で変更できます。また、タスクは担当者や期日などの情報を設定することができ、タスクの詳細を確認する手間も省けます。
-
- デザイン性が高い
ボードの背景はさまざまな画像や色から選択できます。視覚的に見やすくプロジェクト管理したい方にはおすすめです。
<Trelloの注意点>
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- 無料プランではボード数に制限がある
無料プランでは、ワークスペースにつき作成できる最大のボード数が「10」までとなっています。そのため、多くのプロジェクトを管理する場合は有料化が必須です。
-
- 無料プランではユーザー数に制限がある
無料プランでは、ユーザー数の上限が「10名」までとなっています。そのため、10名以上でのプロジェクトを管理する場合には、有料化が必須です。
-
- 慣れるまでに時間がかかる
ユーザーの口コミでは「全体的に自由度の非常に高いツールだが、悪く言えば扱いに慣れるのに時間がかかる」といった声が寄せられています。(引用:ITreview)
<Trelloの料金体系>
- FREE:$0
- STANDARD:$6 USD/ユーザー/月(月払い)
- PREMIUM:$12.50 USD/ユーザー/月(月払い)
- ENTERPRISE:〜$17.50 USD/ユーザー/月
Trelloの詳細はこちら
Asana(アサナ)

Asanaの特徴
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- タスク管理の方式を選択できる
タスクビューが「リスト」「カレンダー」「タイムライン」「かんばんボード」から選択できます。
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- 連携できるアプリが豊富
AsanaはSlackやzoom、Googleスプレッドシートなど数多くのツールと連携することができます。ツールを1か所にまとめられるため便利です。
Asanaの機能・使用感

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- タスクの詳細設定が充実している
「リスト」では、タスクごとの期日や公開範囲だけでなく、優先度も分かります。そのため、迅速な対応が必要なタスクが抜け漏れる心配もありません。
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- テンプレートが豊富
プロジェクトテンプレートが豊富にあるため、初心者でも「タスクリスト」を簡単に作成できます。
Asanaの注意点
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- 無料プランでは10人までしか利用できない
無料プランは10人のユーザー制限があるため、規模が大きなプロジェクトではアップグレードが必要です。
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- 初期設定が難しい
利用しているユーザーからは「初期設定が難しい」という声があります。そのため、ITに慣れていないメンバーが使いこなせるまでに時間がかかる恐れがあります。(参考:ITreview)
Asanaの料金体系
- Personal:無料
- Starter:1,475円/ユーザー/月
- Advanced: 3,300円/ユーザー/月
- Enterprise:要問い合わせ
- Enterprise+:要問い合わせ
Asanaの詳細はこちら
Redmine(レッドマイン)

<Redmineの特徴>
-
- 誰でも無料で利用できる
Redmineはオープンソースのソフトウェアなので、誰でも無料でプロジェクトを管理できます。
-
- エンジニア向け
オープンソースのソフトウェアなので、自由にコードを書き換えてカスタマイズできます。そのため、会社独自のプロジェクト管理システムをつくれます。
<Redmineの機能・使用感>

引用:Redmine.jp|Redmineとは
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- タスクの詳細を一目で確認できる
タスクのステータスや担当者が一覧で表示されるので、詳細な情報まで一目で確かめられます。また、進捗率が示されるため、メンバーの進捗を詳細に把握できるのです。
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- 最終活動日が分かる
2024年11月にリリースされた「Redmine 6.0」では、プロジェクト一覧で最終活動日が表示されるようになりました。プロジェクトが停滞していないかを確かめるのに便利です。
<Redmineの注意点>
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- インストール方法が複雑
インストールの方法が複数あるうえに手順も多く、ITに慣れていない方には困難に感じる可能性があります。
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- ITツールに慣れている人向け
ユーザーの口コミでは「色々とカスタマイズできるが故に様々な知識を持っている必要がある点も注意点かなと思います」といった声が寄せられています。(参考:ITreview)
<Redmineの料金体系>
- オープンソースなので、完全無料で使えます。
Redmineの詳細はこちら
Jira Software(ジラ ソフトウェア)

<Jira Softwareの特徴>
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- ボードでタスクを管理する
Jira Softwareでは、「スクラムボード」や「カンバンボード」を使ってタスクを見える化できます。また、「ドラッグ&ドロップ」でボードを編集でき、付箋のような直感的な操作が特徴です。
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- タスクの依存関係を可視化する
Jira Softwareの「タイムライン」では、チームやプロジェクトごとに“作業の計画”や“タスクの依存関係”を可視化できます。
<Jira Softwareの機能・使用感>

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- プロジェクトの段階ごとにタスク管理できる
「プロジェクトのフェーズ」を自由に設定してタスクのステータスを管理できます。そのため、PDCAサイクルなど、反復的なプロジェクト管理の手法を実行する場合にも効果的です。
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- 開発者向けの機能が多い
「コード」や「デプロイ」などの開発者向けの機能が豊富で、ITに慣れていない方には使いこなすのが難しい可能性があります。
<Jira Softwareの注意点>
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- 専門知識が必要とされる
「スクラムボード」と「カンバンボード」の違いや、「バックログ」といった単語などの知識が必要です。
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- 多機能なため習熟機関が必要
ユーザーの口コミでは、「Jiraは機能が多すぎて自分が最初のころに戸惑いました。 特に新入社員には使い方が難しい印象があります。」といった声が寄せられています。(引用:ITreview)
<Jira Softwareの料金体系>
月額プランでは、アクティブ・ユーザー数によって料金が変動するため、詳細な料金は問い合わせが必要です。
- Free:0円
- Standard:~1,130円/ユーザー/月(月払い)
- Premium:~2,220円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問い合わせ
Jira Softwareの詳細はこちら
有料で使えるプロジェクト管理ツール4選
以下では、有料で使えるプロジェクト管理ツール4選を紹介します。有料ツールは無料ツールに比べて、詳細なプロジェクト管理ができるなどの特徴があります。
Backlog(バックログ)【おすすめ】

<Backlogの特徴>
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- チーム単位のタスク管理に便利なプロジェクト管理ツール
Backlogにはチームのコラボレーションを高める機能が多数備わっており、プロジェクト全体の進捗を把握できます。
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- 機能が豊富
「ガントチャート」「カンバンボード」「バーンダウンチャート」「親子課題」など、プロジェクト管理における様々な機能を備えています。
<Backlogの機能・使用感>
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- カンバンボード
タスクが書かれているカードを「ドラッグ&ドロップ」するだけで、簡単に状態を変更できます。「未対応/処理中/処理済み」の3つの状態に振り分けられるので、タスクの進捗状況が一目でわかります。
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- ファイル共有ができる
タスクに関連するファイルを共有することができます。たとえば、業務に必要な資料を参照しながらタスクの優先順位をつけるといった使い方ができます。
-
- ガントチャート上でタスクを追加できる
ガントチャート上でタスクを「課題」として追加し、プロジェクトとタスクを一括管理することができます。
<Backlogの注意点>
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- プランによっては機能制限がある
作成できるプロジェクト数がスタータープランでは5個、スタンダードプランでは100個までに制限されています。
-
- 検索機能が使いにくい
ユーザーからは「検索機能があまりよくなく感じており、絞りこみ機能など充実するといいかなと思いました」といった声が寄せられています。(参考:ITreview)
<Backlogの料金体系>
- スターター:2,970円/月(月払い)
- スタンダード:17,600円/月(月払い)
- プレミアム:29,700円/月(月払い)
- プラチナ:82,500円/月(月払い)
ナレカン
ナレカンは、100名~数万名の企業に最適なツールです。
「ナレカン」を使えば、簡単にプロジェクトの情報をまとめられて、過去の成功事例・失敗事例の蓄積にも役立ちます。また、閲覧権限を細かく指定できるので、規模の大きな企業でも円滑なプロジェクト管理が実現します。

「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
<ナレカンの料金>

- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
ナレカン資料の無料ダウンロード
「社内のナレッジが、あちらこちらに散らばっている---」
社内のナレッジに即アクセスできるツール「ナレカン」
<100人~数万名規模>の企業様が抱える、ナレッジ管理のお悩みを解決します!
詳しくは、3分で分かるナレカン資料をダウンロードして、ご確認ください。https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
CrowdLog(クラウドログ)

<CrowdLogの特徴>
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- 手軽に工数管理できるプロジェクト管理ツール
CrowdLogはあらゆる企業で手軽に工数管理できるプロジェクト管理ツールです。「ドラッグ&ドロップ」で比較的簡単に入力できますが、そもそも、工数まで管理すること自体に手間がかかる点には注意しましょう。
-
- ガントチャートの作成が簡単
タスクをガントチャートに落とし込むと、工数管理が容易になります。また、スケジュールが遅れている場合には赤字で表示されるため、タスクの進捗状況を瞬時に把握できるのです。
<CrowdLogの代表的な機能>
-
- カレンダー連携
ワンクリックでカレンダーアプリと連携したり、拡張機能を使ったりして工数入力の手間を省けます。
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- 入力漏れリマインド通知機能
「入力漏れリマインド通知機能」では、工数の入力漏れを1クリックでメンバーにリマインドできるため、確実に工数管理を進められます。
<CrowdLogの注意点>
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- オーバースペックとなる可能性がある
工数のグラフ化や勤務時間の管理などの機能もあり、シンプルにプロジェクト管理したい企業にはオーバースペックとなる可能性があります。
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- 画面が見づらい機能がある
ユーザーの口コミでは、「プロジェクトサマリをよく利用するのですが、画面が少々見にくいため、グラフだけでなく数値が入っていて一目でわかるような表示になるとありがたいです。」といった声が寄せられています。(参考:ITreview)
<CrowdLogの料金体系>
- ベーシックプラン:要問い合わせ
- プレミアムプラン:要問い合わせ
CrowdLogの詳細はこちら
freee工数管理(フリー)

<freee工数管理の特徴>
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- 操作が簡単でシンプルなクラウド工数管理ツール
freee工数管理は、業種や規模を問わずさまざまな企業に導入されています。導入サポートも充実しているので、ITに不慣れな人も安心です。
-
- 社員の稼働状況を可視化できる
社員の稼働状況を可視化できるので、適切なタスク配分が可能になります。
<freee工数管理の機能>
-
- 工数の一括登録
工数の入力状況が自動で集計されるので、逐一入力する手間が省けるうえ、入力の抜け漏れも防げます。
-
- 勤怠管理サービスとの連携
勤怠管理サービスと連携すると、工数入力画面にその日の勤務時間が表示されるので、勤務時間と照らし合わせながら工数管理できます。
<freee工数管理の注意点>
-
- メンバーが使える機能の制限が大きい
権限設定のうち「メンバー」が使える機能は「工数入力」のみで、「工数の参照」や「工数データの確認」などの機能は使えません。
<freee工数管理の料金体系>
以下は全て月払いの料金プランです。
- 2,400円/ユーザー/月(管理者)
- 600円/ユーザー/月(メンバー)
freee工数管理の詳細はこちら
プロジェクト管理ツールの3つのメリット
プロジェクト管理ツールを導入する3つのメリットを解説します。以下を参考に、ツール導入の意義について理解を深めましょう。
メリット1|進捗状況を可視化できる
プロジェクト管理ツールを導入すれば、メンバーの進捗を可視化できます。
プロジェクト管理ツールでは、作業を「タスク」として管理します。また、タスクに期限を設定しておけば、期日が近づくと自動的に通知されるため忘れる心配がありません。
このように、プロジェクト管理ツールを導入すれば仕事の抜け漏れがなくなり、問題が起こる前に対処できるようになるのです。
メリット2|簡単に情報共有できる
プロジェクト管理ツールを導入すれば、簡単に情報共有できるようになります。
一部のプロジェクト管理ツールでは、作業進捗をまとめて管理できるため、進捗共有を目的とした会議を開く必要はありません。また、メッセージのやりとりができるツールもあり、進捗共有だけでなくコミュニケーションまで一か所で完結するのです。
このように、プロジェクト管理ツールで情報共有をすれば作業効率が上がり、スムーズに業務を進められます。
メリット3|すべての情報を一元管理できる
プロジェクト管理ツールを使えば、情報を一元管理できます。
「タスク管理ツールで進捗を管理して、クラウドストレージで手順書を共有する」など、情報を一か所にまとめられていない状況は効率が悪いです。プロジェクト管理ツールはすべての情報を一元管理できるので、情報共有を効率化することができます。
プロジェクト管理ツールのよくある質問
以下では、プロジェクト管理ツールに関する4つの疑問に回答します。
-
- Q.エクセルでプロジェクト管理はできるのか?
A. エクセルでプロジェクト管理はできます。しかし、ファイルを更新するのに手間がかかったり、バージョン管理が面倒であったりするので注意しましょう。
-
- Q.自社に最適なプロジェクト管理ツールの選び方は?
A. 非IT企業には、必要な機能に過不足がないシンプルなツールがおすすめです。分析機能などの高度な機能を備えているプロジェクト管理ツールであれば、IT企業に最適です。
-
- Qプロジェクト管理ツールのデメリットとは?
A. 社内に浸透しない可能性があることがデメリットです。多機能なプロジェクト管理ツールを使いこなすのは困難なので、必要な機能に過不足がないシンプルなものにしましょう。
-
- Q.最も重視すべき機能 / 特徴は?
A. タスク管理、メッセージ、情報共有の3つが重視すべき機能です。特徴については、誰でも簡単に使いこなせるほどシンプルであるかを見極めましょう。
おすすめのプロジェクト管理ツール9選と比較表まとめ
ここまで、おすすめのプロジェクト管理ツールや選定ポイント、比較表を中心に紹介しました。プロジェクト管理ツールを選定するとき、以下の4つの基準を満たしたものを選びましょう。
- クラウド型
- 対応言語が日本語
- 必要な機能に過不足がない
- 誰でも簡単に使える
以上4つの選定ポイントをすべて満たしたツールであれば、社内に浸透しないといった事態を防げます。